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前立腺がん

男性特有の前立腺がんは、膀胱の下にある精液の一部をつくる前立腺にできるがんで、中高年の男性の方は気をつけなければいけない病気の一つです。 前立腺がんの発生には男性ホルモンが関与しており、加齢からくるホルモンバランスの変化が影響しているものと考えられています。 初期には自覚症状がほとんどありません。また、前立腺がんは骨に転移しやすいのが特徴で背骨に転移して腰痛が起きてから発見されることもあります。 前立腺肥大症と前立腺がんは尿の切れが悪い、尿が近い、出にくいなど症状が似ている部分がありますが、腫瘍マーカー(PSA)の血液検査で判別ができます。前立腺がんは、早期に発見し、適切な治療を行うことが大切となりますので、男性の方で55歳以上の方は、定期的な腫瘍マーカーの血液検査をお勧めいたします。

現在男性の癌の中でも 前立腺癌は非常に多く、かつ増加が顕著ながんの一つです。
早期発見して根治を目指すことが非常に重要です。

前立腺がんの治療

内分泌療法(ホルモン療法)
前立腺癌では適応症例に標準的に行われている治療です。外来で主に注射や飲み薬の投与で、普通に社会生活しつつ、通院にてしっかり治療ができます。多数の前立腺癌治療のある専門医が、副作用や効果のチェックを厳重に行い診療しますので、安心して受診してください。
抗がん剤投与
内分泌療法の効果が減じてきた症例などの一部の症例で適応になります。世界的な標準治療に準じて、個々の症例で最善の抗がん剤投与スケジュールを調整し、通常の日常生活そのままに、外来で治療継続が可能です。当院のゆったりした点滴ベッドで、くつろぎながら治療が可能です。ビル所属のアイン薬局専門薬剤師が無菌処置で抗がん剤の調剤、確認も行い、安心確実な加療を行います。当院の化学療法点滴ブースでゆっくりと点滴治療が可能です。安全な治療継続のため、採血検査や点滴時のモニター装着を行います。
前立腺癌手術
クリニック内での前立腺癌手術については残念ながら現時点では不可能ですが、希望に応じて、手術経験の豊富な信頼できる医師にご紹介いたします。安心して高水準の手術加療を受けることが可能です。当院の提携病院であれば、可及的に当院長も手術には参加いたしますのでご安心ください。
高精度放射線治療
前立腺癌への放射線治療も有効な選択枝の一つです。しかし現在ではIMRT(強度変調放射線照射)が最善の治療の一つですが、日本国内でも限られた施設にしかありません。 現在、性能の低い古い放射線治療装置での加療はおすすめできません。したがって世界最先端の放射線治療装置により、かつ、放射線腫瘍専門医にて安全に放射線治療をうけ、なおかつ病院間で、お互い密に連絡とりあい協力して治療することを推奨いたします。放射線治療をお考えの方は、ぜひとも御相談に受診してください。最適な医療機関のご提案をいたします。
分子標的薬剤
新薬開発もすすみ、内分泌療法に対して抵抗性になってきた前立腺がんへも新たなアプローチで治療が可能になってきました。当クリニックでは随時最新の薬剤を導入し、速やかに提供していきます。

膀胱がん

膀胱は、尿を一時的にためる器官ですが、膀胱がんは、この膀胱の尿路上皮(移行上皮)粘膜より発生する悪性腫瘍で、40歳以上の男性に多くみられます。男性は女性の3倍、喫煙者は非喫煙者の2~3倍の発生率といわれています。
膀胱がんの初期症状は血尿です。1、2回の痛みなどを伴わない血尿で自然におさまってしまう場合がありますが、1回でも血尿が出た場合は、必ず医療機関にてよく調べる必要があります。また、膀胱炎のような頻尿や排尿時の痛みの症状がでることもあります。
症状によって治療は異なります。早期発見の場合は、内視鏡や電気メスによる病変の切除が可能ですが、進行している場合は、膀胱を摘出することがあります。
膀胱を摘出した場合は、尿管から皮膚を通して体外へ尿を排出できるように人工尿路をつくりますが、高齢者には重い負担となるため、放射線や抗がん剤治療などを併用することもあります。 また、膀胱がんは、多発、再発しやすい病気ですので、治療後も定期的に検査を受けて経過を観察する必要があります。

膀胱がん(尿管がん 腎盂がん)の化学療法

対象
転移性進行性の膀胱がん 尿管癌がん 腎盂がん。 膀胱全摘後や腎尿管全摘後の再発症例も含まれます。
方法
抗がん剤の点滴加療
当クリニックでは ゲムシタビン(商品名 ジェムザール)とカルボプラチン(商品名 カルボプラチンなど)の二剤併用療法を基本としております。比較的高齢者や腎摘出後の症例など腎障害患者さんも少なくないために、シスプラチンをカルボプラチンに代替したレジメになっております。
症例に応じた最適な抗がん剤容量を計算して安全に点滴療法を行います。
当クリニックの化学療法用のリクライニングソファでゆったりと休みながらの治療が可能です。
骨髄抑制やそのほかの副作用出現の予防のため、抗がん剤点滴の無い日でも診察 採血検査などが必要になりますが、安全な治療のため必要不可欠ですのでご理解ください。

腎臓がんの治療

術後の再発 転移している腎臓がん 進行性腎臓癌の症例などが対象になります。

免疫療法
インターフェロン インターロイキン2 などの免疫賦活作用のある薬剤での治療
分子標的薬による治療
比較的新しい薬剤が多く、今後の新薬誕生も期待される薬剤です。 内服や点滴もあり個々の種類に応じて選択投与を行いますが、基本的に外来通院加療の希望があれば内服を選択することが多くなります。
※  分子標的薬、免疫療法ともに各々特有の副作用発現が起こり得るため注意深く観察して、安全性の担保に留意しつつ治療継続を目指します。
※  個々の薬剤については、詳細なパンフレット配布の上、詳しく説明の上治療開始となりますのでご安心ください。