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「精索静脈瘤」の手術を受けられる患者さんへ

精索静脈瘤の診断から顕微鏡下内精索静脈低位結紮手術(正式名称)を受ける患者さんへのご案内です。日帰り手術になります。局所麻酔にて手術は行います。術前の注意点についていくつかポイントがあり細かいことは実際に当院看護師・医師から詳細に説明がございます。大変な準備はありませんがいくつか術前処置を行っていただく必要があります。術前の禁煙・禁酒などの健康管理を行い、アレルギーや服薬歴の正確な報告をきちんとしていただくことは大切です。当日朝にシャワーなどしていただき体を綺麗にしてもらいます。その時陰部の毛を綺麗に剃ってきていただきます。
来院後、同意書などの書類確認、体調確認、お会計などののち、術前準備の点滴処置、痛み止めの処置、鎮静薬の投与などを行います。その後手術室に移動して準備をして手術となります。
この術前準備には大体20分くらい要します。手術時間そのものは精索静脈瘤手術片側で30-40分程度、両側で70-80分で済みます。その後は手術室横の回復室の休憩ベッドでゆっくり休んでいただきます。ナースコールもあり看護師も常に観察しておりゆっくり休憩ができます。平均10-20分くらいは皆様、安静にベッドで休みます。その後、診察の後、異常がないことを確認の上、術後療養指導を受けていただき、帰宅となります。皆様、普通に元気に歩行して帰宅されますが、危険防止のため自動車・自転車など乗り物の運転は当日術後は厳禁とさせていただきます。
特段用事がなければ、手術翌日の再診は全例にお願いしています。忙しく無理な場合でも術後検診は近日に必要となります。これは安全確認のためです。ただ他府県など遠方の方の場合は、手術して次は2週間程度後の再診の場合もあります。 手術後48時間後からはシャワーは基本的に可能です。抜糸については吸収糸のためほとんどの症例で必要がありません。しかし長期に糸が残存してうっとうしい方は抜糸することも時にあります。術後10~14日目くらいで皮膚はほぼ綺麗にくっつき傷が閉鎖することとなります。このころの診察結果の上で、スイミング、湯船にどっぷりつかる入浴なども自由にできるように許可を出します。デスクワーク中心の勤務内容であれば手術翌日から復帰している方がほとんどです。痛みがなければ軽い運動も手術後問題ありません。
何か気になることが遠慮なくご質問ください。

「精巣内精子採取手術」の手術を受けられる患者さんへ

顕微鏡下精巣内精子採取(吸引)手術の基本的な準備は上記の「精索静脈瘤」の手術と同様です。マイクロTESE(テセ)とも呼ばれる手術になります。ここなるポイントは、手術部位が陰嚢になるため切開が陰嚢になります。陰嚢は腫れやすい場所であり、術後は局所安定の為比較的ぴったりした圧迫した感じの下着着用が望ましいです。術後1週間くらいは陰嚢がふらふらすると、陰嚢部の違和感や痛みが出やすいからです。内出血や陰嚢腫大のリスクを下げるため手術当日は安静にしてください。また精巣独特の傷の痛みがあり陰部の打撲のような不快感、こう丸をぶつけたような鈍痛、患部の鼠径部違和感、が数日持続する場合もありますので、適宜鎮痛薬の使用をしてください。傷は基本、吸収糸という溶ける糸で縫合しますので、約2-3週間で自然に溶解して糸は脱落していきます。長く残る場合は抜糸するときもあります。詳細はその都度術後療養で丁寧に指導いたします。

「包茎手術」の手術を受けられる患者さんへ

術前についての注意では体調管理は当然のことですが、創部をできるだけ綺麗に術後維持するために、陰毛は当日に剃っていただくほうが望ましいです。また可能な限り当日術前シャワー浴をして包皮を剥いて内部の汚れ(恥垢といいます)を綺麗に洗剤で落としてください。包皮内部の洗浄が無理な方は手術前に当院にて行い消毒します。手術は30-60分程度です。手術は陰茎根部に局所麻酔の注射を行うことで麻酔します(陰茎根部ブロック注射)ので注射部位に皮下出血が起こる場合もあります。
術後に縫合部付近の包皮の腫大がしばしばありますので驚かないでください。強い痛みは稀ですが、じんわり痛む程度が多いです。創部周囲の皮下出血もしばしばあり皮膚の色が変化することも時にありますがほとんどが自然治癒します。
包茎手術は、陰茎部という特殊な部位の傷ができるので、傷の周りにガーゼをまくことが術後のケアになります。おしっこの時に汚染しない様に厳重に注意してください。大切なことは、術後に自分で綺麗に消毒して傷の保護の軟膏を塗布して綺麗に創部を保っていただくことです。不潔になりやすい場所でもあり自分で綺麗にしていただくことが術後ケアでの要点になります。詳細は手術後指導でいたします。一般的には性交渉や自慰行為は術後、約2~3週間くらい回避する必要があります。いつから性行為できるかは術後2週間程度の診察で判断し指導いたします。術後48時間からシャワーは許可しておりますが、創部が汚染されないのであれば手術後から他の体の部のシャワーは問題ございません。細かいことは遠慮なく受診時にお聞きください。