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はじめに

性病と聞いて、なんとなく悪い後ろめたいイメージがありますか?人によっては恥ずかしいし隠したい、病院に行きたくないという思いがでるかもしれません。しかし、性病は大変ありふれた病気で、名前の問題はありますが、通常の疾患と同じように、しっかり治療していくことが大切です。性病は性行為感染症、性感染症などと言われます。人間は生きている限り感染症とは一生闘いが必要です。当院では大変多くの性病(性感染症、性行為感染症)の患者さんが来院されます。来院してくれた皆様のお悩みにしっかり耳を傾け、親身になって診療にあたって参ります。プライバシーについても厳守し皆様の心身の健康のため尽力していきたいと思います。性病(性感染症、性行為感染症)の心配があった場合、できるだけ速やかに相談に来院してください。宜しくお願いします。

クラミジア尿道炎

日本人でもっとも多い性感染症であります。男性も女性も多くは無症状なので注意が必要です。尿道や前立腺、精巣上体などに感染をおこします。精子の通過経路である精巣上体に感染が強いと、無精子症の原因にもなりますし、女性の卵管や骨盤周囲の炎症からの女性の不妊症の原因にもなりますので、男女とも非常に大切な性感染症です。女性は特に若年層の感染者が多い傾向があります。

よくある症状

  • 尿道の違和感、掻痒感、かゆみのような感じ
  • 排尿時尿道が痛む、熱い感じがある
  • 尿道出口から分泌物が出てくる。
  • 残尿感、おしっこしてすっきりしない感じがある

などです。

パートナーにクラミジア感染症が判明して受診されるケースも大変多くあります。
クラミジア患者さんと接触があった場合には速やかに受診していただくことが望ましいです。反復して何度も感染する方もいらっしゃいます。その都度治療が必要になります。

クラミジア尿道炎についてさらに詳しく

クラミジア・トラコマチス(Chlamydia trachomatis)よる感染症。性行為などにより、女性の子宮頚管や男性の尿道、咽頭粘膜(喉の粘膜)などに感染。本疾患はわが国で最も多い性感染症(STD)。オーラスセックスでも伝染します。妊婦検診で3-5%の女性に、クラミジア保菌が認められています。妊婦感染の場合は出産時に子どもに感染し、新生児結膜炎や肺炎の原因にもなります。
咽頭粘膜感染、つまり喉(のど)の感染も少なからず見られます。喉の感染はうがい液の検査などで判定が可能です。
咽頭の症状もある場合は、咽頭部のクラミジア検査も推奨されます。
男性では尿道炎が最も多い病態です。精巣上体炎の原因としても重要です。精巣上体炎の原因のクラミジアは、男性不妊症の原因になりえます。排尿痛、 尿道不快感、そう痒感などの自覚症状があります。無症状の場合も多いです。よくある症状は、尿道の熱い感じ、むずむずする感じ、尿道がむずがゆい、などです。多少の透明や白色の尿道分泌物も出る可能性があります。淋菌性尿道炎に比べて潜伏期間は長いと言われ成書では2〜3 週間とされていますが、臨床現場では、接触一週間くらいでも症状が発現していることも少なくないです。アジスロマイシンという抗生物質の内服が現在は最も有効と考えます。90-92%はアジスロマイシンのみで治療可能です。他、テトラサイクリン系、ニューキノロン系抗菌剤が有効です。パートナーとのうつしあいっこ(ピンポン感染)も多いので両方同時にしっかり治療することが大切です。いったん治癒しても再接触で、また感染を起こします。治療も大切ですが、完治したことの確認も、しっかり行いましょう。

淋菌性尿道炎(淋病)

クラミジアと同じように尿道・膀胱などに感染して尿道炎をおこしますが症状がはっきりしていることが多いです。しかし近年では世界的にも、抗生物質に抵抗力をつけた淋菌が多いため、大変問題になっております。
現在の日本国内の淋菌は、飲み薬での効果が低くなってきているため、第一選択は点滴療法が推奨されることになりますが、この点滴療法での有効性はまだ現在では高い著効率です。通常一回点滴で治癒することが多いですが何回か点滴治療する症例もあります。放置すれば炎症が尿道以外にも広がります。
また尿道の粘膜が傷つき、後遺症で狭窄(内腔が狭くなり尿が通りにくくなる)が起こると少し厄介です。また淋菌は咽頭や関節などほかの部位に感染を起こすこともありますので注意が必要です。
またクラミジアとの合併感染も少なくありませんし、淋病罹患の男性は、梅毒やHIV感染率も一般の確率よりも高い傾向があることが分かっています。

よくある症状

  • 排尿時の痛み、灼熱感(クラミジアより強い傾向があります)
  • 尿道から膿が出る(これもクラミジアよりもはっきりしている傾向があり、排膿も透明ではなく黄色や褐色など有色のことが多いです)

などです。

淋病についてさらに詳しく

淋菌(Neisseria gonorrhoeae)という細菌が原因です。性行為により尿道や子宮頚管、咽頭粘膜(喉の粘膜)などに感染。女性は症状が軽いので注意が必要。淋菌性尿道炎は接触3-7日くらいで症状が出ます。排尿痛、排尿時灼熱感、尿道口からの排膿などがあります。膿も黄色や、褐色、クリーム色などいろいろですが無色のことは少ない印象です。クラミジア尿道炎より症状が強い傾向があります。クラミジアとの同時感染も多いです。妊婦が感染と新生児結膜炎の原因になり稀に赤ちゃんの失明につながります。淋菌性咽頭炎も比較的多い疾患です。オーラルセックス、口腔性交でも感染します。抗生物質の点滴(セフトリアキソン)が現時点では最も有効です。内服薬の効果が低く耐性菌が多いので注意が必要です。

ココンジローマ(尖圭コンジローマ)

これは陰部中心に発生する「いぼ」の様な皮膚病変で 大きくなるとカリフラワー状になってきます。ウイルスから起こる皮膚病変の性病の一種で、潜伏期間が長めなのが特徴です。外科的切除や専用の軟膏などの治療がありますが、亀頭部や尿道周囲には専用の軟膏は使用できないので注意が必要です。女性の子宮頸がんとの関連もあり、パートナー共々での治療が望ましいです。

まずは陰部の皮膚病変については、ネット情報などを見てあれこれ悩む方が多いですが、なかなか診断も難しいこともあります。
我々専門の医師の場合でも、一見しただけでは判断の付きにくい陰部皮膚病変も多くありますので、当院では、可能な症例については、きちんと病理学的検査を推奨して、診断の間違いをできるだけ無くすことを重要視しています。
陰部の皮膚の症状で少しでも気になれば、お気軽に受診してください。できるだけ迅速に治療して、そして診断が適切で、かつ苦痛が少ない治療法を皆様と一緒に考えていきたいと思います。

コンジローマについてさらに詳しく

性器疣贅(ゆうぜい)とも呼ばれます。コンジローマは、正式には、「尖圭コンジローマ」と言います。性行為などによって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が原因の病原体です。腟、陰茎、尿道、直腸などにイボができます。HPVというウイルスはその遺伝子タイプが100種類以上あります。尖圭コンジローマの場合は、HPV、特に6型と11型が関係し90%以上の原因ウイルスタイプです。HPVの6型と11型は性行為で伝染し、陰部、会陰部や、肛門周囲に感染し尖圭コンジローマを発生させます。HPVの中でも、特に16型や18型は子宮頸部、肛門、直腸に感染しますが、子宮頸がん、腟がん、肛門がん、直腸がんの発生リスクを高めるため、治療が必要になります。HPVはオーラルセックスでも感染し、口の感染症を引き起こして口腔がんのリスクを高めます。尖圭コンジローマは男性では、主として陰茎にでき、尿道口、肛門周囲、陰嚢皮膚、会陰部などにもできます。仮性包茎の患者さんでは特に発生率が高いです。なぜなら、慢性的な包皮内部の皮膚の炎症があるため、感染へのバリアが弱いからです。梅毒の感染でも性器疣贅が起こるので注意が必要です。HPV感染の予防のためのワクチンがあります。HPVのワクチンは4価:4種類のHPV・2価:2種類のHPVの感染を予防、そして9種類のHPVの感染を予防するワクチンも最近ではあります。4価ワクチンは、尖圭コンジローマの原因6型・11型HPVの予防に効果的です。HPVワクチン接種の年齢制限は男性の場合は26歳が上限とされています。子宮頸がんを引き起こしている16型と18型のHPVの感染予防には2価ワクチンが有効です。

治療としては電気焼灼術、凍結療法などがあります。当院では、目立つ病変は局所麻酔での外科切除、電気焼灼処置を行い、必ず病理検査をおこなって、診断を確実に間違いの無いように心がけています。イモキミドと言われる、尖圭コンジローマ治療専用のクリームの外用治療も併用はよく行われます。陰茎部などの尖圭コンジローマは大変再発しやすいもので、治療には長期間要することも多く、根気が必要です。本人の免疫力が大きく治療経過に影響します。

梅毒

最近日本では再度増加が心配されている病気です。感染当初はあまりはっきりした症状がないこともありますが、陰部のただれのような病変などから始まるケースが多く、また陰部の扁平なイボやしこり、あるいは口腔内の病変、全身性の発疹などもありますが、症状に気づかれないままや、皮膚科など受診しても梅毒が気にされずに単なる湿疹や蕁麻疹と誤診されることも少なくありません。放置にてほぼ無症状で進行していき検診や人間ドックで初めて指摘される症例も散見します。陰部の、梅毒初感染の病変は教科書的には無痛性潰瘍ともいわれますが、現場においては、潰瘍に二次感染など起こって割と痛みがあって性器ヘルペスと見間違え易い病変もあるので十分注意して念頭に置くべき疾患です。

梅毒の確定診断には採血検査などが必要になります。
過去には恐ろしい感染症でしたが、現在では、適切な抗菌剤にて適切に治療は可能な病気です。進行すると神経など他の臓器に障害がでたり、先天性梅毒など、胎児への感染も現在でも報告されることがあるので、近年増加の顕著な非常に重要な疾患であり、決して過去の病気だと侮らずに対処することが必要です。

梅毒についてさらに詳しく

病原体は、梅毒トレポネ−マ(Treponema pallidum)です。菌を排出している感染者との粘膜の接触を伴う性行為などによるものが主な感染経路。感染後3~6週間程度の潜伏期があります。したがって外来で検診の場合一部の症例では二回検診を推奨することも多いです。
梅毒は病期によって分類されます。第Ⅰ期 は感染後約3週間後に梅毒トレポネーマが進入した局所に、初期硬結、硬性下疳(潰瘍)が形成されます。リンパ節腫脹を伴うことがあり。無治療でも数週間でこの状況はいったん軽快します(だから早期発見は非常に重要です)。第Ⅱ期は、梅毒トレポネーマが血行性に全身に移行する段階です。第Ⅰ期の後に4〜10週間の潜伏期を経て、手掌・足底を含む全身に多彩な皮疹(バラ疹とも言われます)、粘膜疹、扁平コンジローマ、梅毒性脱毛等が出現します。Ⅱ期では、発熱、倦怠感等の全身症状が出ることもしばしばあり、何とも言えず体調が優れないと訴える症例が多いです。しかし、この第Ⅱ期の状況であっても、数週間〜数ヶ月で無治療でも症状は軽快し、気づかなければ病期は進行していきます。
潜伏梅毒とは、 梅毒血清反応陽性であっても症状が無い症例です。このころに検診で引っかかって無症状で受診に来る症例も最近では多いです。第Ⅰ期と第Ⅱ期の間の症状が無い時、第Ⅱ期の症状消失後の状態が潜伏梅毒です。したがってこの症例の早期発見と治療が、感染拡大予防のためにとても重要なのです。
晩期顕症梅毒とは、無治療の場合に起こる最終的な梅毒の病期です。
晩期症状は、数年〜数十年の長い経過を得て、肉芽腫様病変(ゴム腫)、大動脈拡張・心血管梅毒、進行麻痺、脊髄癆・神経梅毒に進展しますが現代では稀です。
梅毒の治療は日本国内では主にペニシリン系抗菌剤内服をしっかり長期間することが推奨されています。経口合成ペニシリン剤(アモキシシリンなど)を長期間(第Ⅰ期でも最低2~4週間、第Ⅱ期でも最低4~8週間)投与することが一般的です。不十分な治療期間による再燃もしばしばあります。
内服して、最初のころに、熱が出たり、蕁麻疹が出ることがあります。外国では、ペニシリンG筋肉注射が多いですが、日本ではペニシリンGの筋注はできません。今のところペニシリン系抗菌剤に、梅毒トレポネ−マは耐性は無いようです。

肝炎

性感染症で、肝炎が関連すると思っていない方が非常に多いですがB型肝炎はじめ一部肝炎は性行為などでの感染があります。採血検査・腹部超音波検査などで判断いたします。重症になることもある疾患なので心配な場合は必ず受診してください。気になる症例があれば随時検査は採血のみで可能ですから是非とも相談に来てください。

当院ではB型肝炎、C型肝炎の検診を性病検査検診で行っています。また一部症例では必要な場合にはA型肝炎のチェックも行っています。

肝炎ウイルスに感染している人は日本国内でも300万人~370万人と推計されていますので大変多くの患者さんが日本国内に存在します。重大な病気である肝臓がんの、原因の約80%はB型・C型のウイルス性肝炎で、約15%がB型肝炎由来と言われています。当院で検診して、異常が発見された場合には、速やかに、肝臓疾患専門の高次医療機関に紹介して、その専門医療機関にてしっかり治療を受けていただくこととなっています。

HIV・エイズ

とてもHIV、エイズの名前は有名であります。潜伏期間もありはじめはほぼ無症状に経過します。少しでも感染接触の危険があるのであれば是非とも検診を受けるべきです。最近ではウイルスに対抗する有効な薬剤が多数使用されていますので、ずいぶんと病気の発症を遅らせるコントロールができるようになってきました。心配であれば、悩む前に検査しておくことをお勧めします。検査結果、診察内容についてはプライバシーに配慮しております。

HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことです。Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞と言われるものです)などに感染するウイルスです。したがってHIVの感染が悪化すると免疫力が低下することとなります。HIVにはHIV1型とHIV2型があります。当院では検診時HIV1型とHIV2型両方の、抗原、抗体を調べています。HIV検査にて異常が見られた場合には、専門の高次指定医療機関に速やかに紹介して、精査・治療を受けていただくこととなっております。

しかし、現在はHIV感染症の治療は大変進歩しており、ウイルス抑制に成功する症例ではほぼ非感染の症例と同様の生活ができますし、他への感染もないものと考えられていますので早期発見が何よりも大切になってきます。 案ずるよりも検診が第一だと思います。

性器ヘルペス感染症(性器ヘルペス、陰部ヘルペス)

水ぼうそうや、口角に時々できたりするいわゆる痛みのある水泡などと同じ仲間のグループのウイルスから発症します。多くは水泡形成(水ぶくれ)して痛みがあり、熱が出たり、鼠径部のリンパ節が腫れたりします。つらい痛みもあり、治療が遅れたり放置すれば慢性的な疼痛がずっと残ってしまったりします。さらには、非常に再発しやすい病気であり、かつその再発の頻度や確率は、初期治療でどれだけしっかりウイルス対策をしたかに左右されます。したがって、初診から強力に治療し徹底してウイルス除去につとめ、疼痛も管理することが最重要です。
陰部の水疱、潰瘍、痛みのある発疹など、少しでもおかしいと思ったら至急診察に来て下さい。

性器ヘルペス感染症についてさらに詳しく

性器ヘルペスウイルス感染症(genital herpes simplex virus infection)は陰部ヘルペスとか性器ヘルペスと呼ばれるものです。単純 ヘルペスウイルス(HSV)の感染により、性器やその周辺に水疱・潰瘍・びらん等ができて、通常では、痛みが伴います。また、その水疱部などに二次的に細菌感染も被ってくる症例もあります。HSV感染者との性行為、およびその類似行為が感染経路となります。感染者が無症状でも、性器の粘膜や分泌液中にウイルスが存在する場合には感染する可能性がありますので、注意しましょう。感染者の唾液中にHSVが排出されていることもあります。オーラルセックスでも感染する可能性があります。

抗ヘルペスウイルス剤を服用および外用が主な治療となります。疼痛への対応も必要になることが多いです。神経痛の原因になります。ヘルペスウイルス(HSV)は一度感染すると人間の神経節(神経の一部)にずっと潜伏してしまいます。体力低下や、免疫力の低下した時などに単純 ヘルペスウイルス(HSV)は再活性化します。したがって、単純 ヘルペスウイルス(HSV)感染者は長期間の再発が起こり、長年苦しむことになります。いわゆる完全治癒はとても難しい疾患の一つです。
いったん沈静化しても、厳密には単純 ヘルペスウイルス(HSV)根絶はできていないと言えます。

またとても大切なことですが、性器ヘルペスに初感染して一年程度の期間は、臨床上の再発が無い場合でも、ぴりぴりした皮膚の症状、や皮膚の違和感などの皮膚の症状(この皮膚の症状発生時には神経節細胞内部にてヘルペスウイルスは増殖している状況です)に先んじて皮膚病変部にヘルペスウイルス(HSV)が検出されることもあるということです。だから特にヘルペス初感染の場合には、初感染から一年程度は、皮膚が完治しても他への感染リスクが完全には排除しにくい可能性がることは覚えておいて欲しいことです。

毛じらみ

意外に現在でも頻度の高い疾患です。通常は、非常に強いかゆみが陰毛周囲に起こります。陰毛周囲に住みつくシラミが原因で、専用の外用薬や、毛髪の処理、剃毛や除毛などで対処することが必要になります。家族内や職場など近隣への感染もあり得るため、周りの人々に広がる前に適切に対処が必要です。
陰部の、かゆみがある場合可能性がある疾患です。人によっては自己で診察、観察して陰毛部に虫体を発見して受診される方もいらっしゃいます。

毛じらみ症についてさらに詳しく

毛じらみ症は、吸血性の昆虫であるケジラミが寄生することで発症します。陰毛だけではなくどの部の毛髪にも寄生する可能性があります。強いかゆみを伴うことが多いです。毛髪に毛じらみの虫体や卵、糞便などが観察されます。感染者との肌の接触で感染が起こります。また共用のタオルや公共のマット、脱衣かごやロッカー使用などで間接的に広がるケースもありますので注意が必要です。
治療としては0.4%フェノトリンパウダー(スミスリンパウダー)と0.4%フェノトリンシャンプー(スミスリンL)の2剤が日本では主に使用されます。当院では0.4%フェノトリンパウダー(スミスリンパウダー)を全身の毛髪部へ使用していただくことを、週に一回、複数回反復して、虫体と卵の完全駆除を目指しています。抗アレルギー薬やかゆみ止めを併用しています。パートナーや一緒に生活する家族の検診も推奨します。

性感染症に関してよくある症状

  • 陰部、外性器のできもの、皮膚の異常
  • またの付け根のぐりぐり
  • 水ぶくれの様な痛みがある皮膚病変
  • 痛みはないけど潰瘍みたいな陰部の傷
  • カリフラワー様の少し変わったごとごとしたイボ
  • おしっこする時の痛みや残尿感
  • 陰部のかゆみや皮膚・粘膜の赤み
  • 陰茎包皮から白いカスが出て違和感・かゆみがある
  • 異常な量のおりもの
  • 膣掻痒感、外陰部掻痒感
  • 尿道から膿が出る
  • 尿道口から分泌物がある
  • 発熱やのどの痛みなど
  • 口腔内の潰瘍や異常な粘膜
  • 性感染症の症例との接触
  • 原因不明の倦怠感
  • 発疹がでてきた
  • 風邪にしてはなかなかのどの違和感がなおらない
  • 睾丸の痛みや違和感
  • 肛門の掻痒感
などであります。
性感染症は早期発見が何より大切ですので、上記症状以外でも気になることがあれば受診をして適切な検診を受けておくことがとても大切です。採血検査や尿検査など、検査については特別に痛いことや辛い検査はございません。

基本的な診察の流れについて

1. 問診 正確に記載してください。

正確な生活歴の確認は病気の診断にとても役立ちます。

2. 尿検査・検温 など

受尿の検査にて クラミジアや淋菌もDNAレベルで正確に検査します この検査は 結果判定まで数日はかかります。

3. 視診 触診(陰部・性器について)

特に誰かに見られることもなく、恥ずかしいと思うかもしれませんが皮膚や外性器の視診、触診はとても重要です。 以後は症例によって追加する検査です。

4. 腹部超音波検査(エコー検査・痛みなしの検査です)

そけい部のリンパ節の検査、精巣や精巣上体のチェック、他の尿路感染症のチェックなど。

5. 血液検査

種々の病原体、細菌、ウイルスの有無について、血液一般の採血データと合わせて評価・診断するために必要となります。 結果判定に1日から数日要するものまでありますので一部の検査について当日説明ができませんのでご理解ください。などなどが診察の一般的な流れになります。

特別にしんどい検査はありません。しかも我々は守秘義務を順守して患者さんの身体・プライバシーの安全保護については最大限の配慮をしております。
梅毒を始め、幾つかの性病も決して過去の病気ではありません。放置すれば病状が悪化する懸念もあります。

またとりわけ、これからお子様を授かりたいと考えている様な若い男女の場合には、性病一般は妊娠や胎児の成長、出産にも大きな影響があります。時には不妊症の一因になったりします。 恥ずかしいや診療に行きにくいという気持ちは凄く理解できますので、その思いはきちんと我々医療機関は受け入れをいたします。安心してまずは相談に来てくださると嬉しいです。

性病一式検査(自費診療)について

性病一式検査セット

料金:9,800円(税別)
結果説明と結果書類お渡しについては約5~7日後に可能です(上記料金に含む)。
尿検査 血液検査 問診(クラミジア 淋菌 梅毒 B・C肝炎 HIV)
もし検査結果に異常があり、明らかな疾病が確定すれば以後は保険診療料金となります。
保健診療ではないので、プライバシーは完全に保護され、保険機関、職場、ご家庭などに受診の情報が伝わることは一切ございませんのでご安心ください。

性病について少しでも不安がある方であればどなたでも検査可能です。性病つまり性感染症は尿道炎(クラミジア 淋病)HIV 梅毒 肝炎などの感染症まで多岐にわたります。
これらの主な性病検査を一式行う、安心の為の検診です。心配なとき、不安がある時に悩んでも前には進みません。検診でしっかり確認をしましょう。

性病一式検査セットプラス

料金:16,800円(税別)
従来の性病一式検査セットに加えて、口腔内の淋菌・クラミジア検査、尿中のウレアプラズマ・トリコモナス検査も加えた、性感染症の検査においては、かなり充実した内容の検査もございます。検査結果は約一週間にてご説明いたします。